住民意識の改革を 完全実施は1バランガイ
[ 823字|社会 (society) ] 有料マカティ市のごみ分別収集
投棄場を失って、深刻の度を深めるごみの処理問題の解決策として、首都圏開発局(MMDA)は減量化を図るため、各自治体に分別収集を呼び掛けている。これを受けてマカティ市は約二年前から、あらかじめ各家庭が有機、無機に仕分けしたごみの回収を実施している。しかし、市内三十三バランガイ(行政の最小単位)のうち、現在、完全に実施しているのは一カ所だけ。住民の協力が前提となる分別収集が軌道に乗るのはまだまだ先のようだ。