国防長官代理 合意事項を白紙に
[ 707字|政治 (politics) ] 有料対MILF和平交渉 拠点認知も「合意なし」
イスラム急進派、モロ・イスラム解放戦線(MILF)との和平交渉で、エドゥワルド・エルミタ国防長官代理は二十九日、ケソン市の国軍本部で会見に応じ、エストラダ前政権とMILFとの合意事項を白紙に戻した上で交渉を再開する方針を明らかにした。MILF側は、一部軍事拠点の認知などこれまでの合意内容を前提に交渉再開に応じる構えで、アロヨ政権の「新方針」が交渉再開の大きな障害となる可能性もある。