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[ 287字|2001.1.30|社会 (society)|econoTREND ]
□翌日物金利がさらに下落
中央銀行は25日、翌日物借入金利を従来の12.5%から12%に、貸出金利は14.75%から14.25%へとそれぞれ0.5ポイント引き下げた。①政権の交代により景気が上向く②ペソの対ドルレートが安定している③原油価格が値下がり基調にあることや食品価格の安定によって下半期(7─12月期)のインフレ率が目標内に収まる──などが要因。これで、翌日物金利は昨年12月以来、6回にわたり計3ポイント引き下げられたことになる。中銀は、3段階方式の翌日物借入金利を引き続き採用。借入額が50億ペソまでの金利が12%、50億ペソを超え100億ペソまでは10.5%、それ以上は9%となった。