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[ 228字|2001.1.30|社会 (society)|econoTREND ]
□中銀、流動性準備金率の引き下げ検討
中央銀行は、経済活動が活性化し資金に対する需要が生じた場合、市中銀行の流動性準備金率(各行が大蔵省証券などの流動性資産で保有すべき一定比率)を現行の7%から3%に引き下げることを検討している。ただし、現時点では資金過剰となりインフレ率上昇を招く可能性が高いため実施しない方針。準備金率が1ポイント下落するごとに市場に140億ペソ規模の資金が流入する。預金準備金率(銀行が預金支払いのため手元に保有すべき現金の総預金残高に占める割合)は9%に据え置くもよう。