前大統領 資産を海外へ移転か
[ 671字|政治 (politics) ] 有料市民団体指摘 香港へ1600万ドル
エストラダ前大統領の不正蓄財問題で、民間団体「汚職と闘う市民」は二十六日、前大統領らが既に一千六百二十万ドルの現金を国外へ持ち出した疑いがあることを明らかにした。また、この日も一千百六十万ドルの現金がマニラ国際空港から香港へ運送される予定だったが、税関当局が同空港で現金を差し押さえた。同団体のホセ・カリダ弁護士は「現金は不正蓄財の可能性が高い。新政権は早急に調査に乗り出すべきだ」と訴えている。