マイニラッド24年に300億ペソ支出へ
[ 356字|2024.2.20|経済 (economy)|econoTREND ]
首都圏西部に水道サービスを供給するマイニラッド・ウォーター・サービシーズのラモンシト・フェルナンデス社長は、水処理施設や水道管敷設、下水処理施設の拡充などに2024年通年で300億ペソを支出すると明らかにした。同社は23~27年に総額1620億ペソを支出することなどを盛り込んだ5カ年事業計画を発表している。主要事業の一つはモンテンルパ市のポブラシオン水処理施設のフル操業に向けた能力増強事業で、今年半ばまでに1日当たりの水処理能力を1億5000万リットルに引き上げる。同水処理施設はラグナ湖の湖水を水源とする同社の処理施設としては3カ所目で、事業費110億ペソを投資して開発を進めている。同社は、27年までに株式上場することも義務付けられており、現在、新規株式公開に向けた準備も進めている。(19日・スター)