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　「ニコアンド」などのブランドで知られる日本のカジュアルファッション専門店チェーン運営会社アダストリアが、フィリピンでの「ニコアンド」店舗の増強やオムニチャンネル販売方式の展開などを通じて比事業を拡張させる計画。貿易産業省のマリアクリスティーナ・ロケ大臣が明らかにした。アダストリアは12月上旬に首都圏パサイ市にあるＳＭモール・オブ・アジアで「ニコアンド」比進出第１号となる旗艦店を開業させたばかり。アダストリアは45ブランドを傘下に持ち、日本国内で1282店舗、海外で127店舗を展開する。比では海外ブランド専門店チェーン運営大手のプライマー・グループ・オブ・カンパニーズと合弁事業契約を結び、資本金１億6000万ペソで小売り事業を開始している。（28日・マニラタイムズ）