米国に拠点を持つ世界的レストランチェーンのマクドナルドのフィリピンにおけるマスター経営権を持つジョージ・ヤン氏が率いるゴールデンアーチーズ・ディベロップメント(GADC)は、米国本部との間で2045年までのフランチャイズ権の20年延長で合意した。同社は昨年国内で65店を開業し、計792店まで店舗網を拡大。今年中に800店を突破する見込み。GADCは現在、ジョージ・ヤン氏が持株比率51%、有力実業家のアンドリュー・タン氏が率いるアライアンス・グローバル・グループが49%株式を所有する100%フィリピン資本の企業。同社は昨年1~9月期の既存店売上が346億ペソで前年同期比12%増加している。ヤン氏は1981年に比国内のマスターフランチャイズ権を取得し、マニラ市モライタ通りに1号線を出店。1986年までにフライドチキンとライスのチキンマクドとマックスパゲティという比独特のメニューを導入し人気を博す。(5日・インクワイアラ―)
比マクドナルド経営権20年延長
2025/4/7
経済