比独立電力市場運営会社(IEMOP)によると、3月の卸売り電力スポット市場(WESM)の平均電力売買価格が1キロワット時当たり5.34ペソとなり、前月2月の2.73ペソから2倍に急上昇した。24年8月に記録した同5.94ペソ以来、7カ月ぶりの高水準となった。3月に電力供給量が減少した一方、高温が続き電力需要が高まったことから卸売り価格が前月比95.5%上昇した。一方、前月2月の卸売電力価格は2年ぶりとなる低水準だった。同社によると、2月26日~3月25日までの総電力供給量は複数の発電施設が稼働中止となり1万9611メガワットで前月比4.4%減少したのに対し、電力需要が1万3670メガワットと5.9%増加していた。(4日・スター)
電力卸売価格が前月比2倍に
2025/4/8
経済