国内貨物取扱業者最大手のインターナショナル・コンテナターミナル・サービシーズ(ICTSI)が運営するイロイロ港にあるビサヤス・コンテナターミナル(VCT)がこのほど、中国とフィリピンの主要港を結ぶ貨物船航路、チャイナ・フィリピン・エクスプレス7(CPX7)の寄港地として編入された。この航路は中国の上海と厦門、セブ港とカガヤンデオロ港を結んでいたが、この3月からVCTも含まれることになった。この航路には現在、香港に拠店を持つ海運会社のSITC社が運航する1800TEUのコンテナ貨物を運搬できるフジアン号が投入されている。ICTSIは昨年、イロイロ商業港コンプレックスと呼ばれていたVCTの25年間にわたる運営・保守管理権を受注している。(5日・スター)
イロイロ貨物港 比中航路に編入
2025/4/8
社会