邦人強盗被害また発生 バイクタクシー運転手装う
在比日本国大使館は23日、首都圏マカティ市ジャズモール付近で邦人がバイクに乗って待ち伏せしていた2人組の拳銃強盗に遭ったと発表した。マカティ警察署によると、事件は同市ベルエアのニカノル・ガルシア通りで20日午前1時20分ごろ発生。近くの住居に滞在する邦人男性が40代の比人妻と歩いていたところ、バイクタクシー「ジョイライド」のユニフォームとヘルメットを着用し、バイクを停車していた2人組の横を通りがかった。その際、バイクの後ろに乗っていた人物が、突然拳銃のようなものを取り出して男性の首に突きつけ、もう一つの手で無理やり肩掛けカバンを奪い取った。犯行後、2人組はすぐに逃走した。警察の報告書によると、邦人男性のかばんにはパスポート、スマートフォン(アイフォン16プロマックス)、ヘッドフォン、財布などがあり、財布には日本円約5万円、クレジットカード、身分証が入っていた。