避妊演劇
[ 1174字|社会 (society) ] 有料日本で人気の家族計画がテーマの「法王庁の避妊法」を比文化センターが公演
日本で考案された避妊法として世界的に知られる「オギノ式」。昭和初期の新潟を舞台に産婦人科医、荻野久作博士が独自の避妊法を確立するまでの試行錯誤をコメディー仕立てで描き、日本でヒットした喜劇「法王庁の避妊法︱いつなら大丈夫?」がフィリピン人の手によりパサイ市で十七日から上演される。歴代政権は、中絶手術はおろか避妊にさえ異議を唱えるカトリック教会の干渉で人口抑制に成果を上げられなかっただけに、家族計画を正面からとらえた作品として話題を呼びそうだ。