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ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 315字|2003.1.13|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

バイスの鯨観光好評

 東ネグロス州バイス市が数年前から始めた鯨観光(ホエールウオッチング)が、エコツーリズム(環境重視の観光)の波に乗って好調だ。

 同地方の観光産業はおかげでブームを呼び、ヘクター・ビラヌエ同市長は「もちろん、鯨が常に見物できるとは限らないが、イルカは常に観察でき、観光客の失望を買うことはない」という。ネグロスとセブ間のタノン海峡には常時、イルカが出没して観光客を楽しませているという。

 同市長は観光収入が増加するにつれ、関連業種の職業につく人が増えていると利点を強調した。

 セブに本部を置くフィリピン環境記者会は昨年十二月、現地視察して鯨観光は世界のエコツーリズムの流れに乗ったものとのお墨付きを与えた。(5日・ブリティン)

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