ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 324字|2003.1.13|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブ観光、いまだ落ち込み
観光省中部ビサヤ事務所によると、昨年一︱十月にセブを訪問した日本人の数は外国人訪問者全体の二三%に落ち込んだ。フィリピンの治安が著しく悪化する前は同四〇%を維持していたという。
同事務所は、相次ぐテロ事件の発生で日本外務省が危険情報を出した打撃が今も尾を引いているとみている。セブ・ホテル・リゾート・レストラン協会(HRRAC)は日比観光協会(JPTC)と協力して①魅力的なパック旅行づくり②日本−セブ間のフライト増便③運賃の値下げ︱︱の実現に向け努力している。
一方、韓国、台湾からの観光客数が順調な伸びをみせている。十月の訪問者は韓国が前年同月比一︱八%増の約五万人、台湾同七二%増の約一万八千人となっている。(7日・ビジネスワールド)