ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2003.1.13|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブ誤射でNBI局長謝罪
セブ市内で高級ホテル従業員六人が国家捜査局(NBI)の捜査員らに誤認射撃され重傷を負った事件で、ウィココNBI局長は六日、下院の聴聞会で捜査員側の落ち度を認め、被害者や国民に謝罪した。
セブ市で開かれた下院の民事、政治、人権委員会の聴聞会で同局長は「事件が(被害者らに)与えたトラウマや痛みに謝罪する。行政監査院や捜査当局による調査に全面協力したい」と述べた。しかし、NBIは捜査員以外に発砲した秘密エージェント全員の名前を明らかにしていない。
一方、NBI中部ビサヤ地方のマナプサル局長は聴聞会で、麻薬密売人の車と勘違いし、捜査員らが約七十発を発砲したこの事件は「自分の指揮による捜査ではない」と話した。(7日・ブリティンなど)