労使紛争
[ 1164字|社会 (society) ] 有料混乱が続くマニラ空港。比航空労組側は「1カ月以内の正常化は不可能」と反発
フィリピン航空(PAL)の従業員2400人一斉解雇によりマニラ空港第2ターミナルを中心に混乱が続いている問題で、最大労組、従業員組合(PALEA、組合員数約3500人)に所属する一部労組員は、「(経営陣が言う)1カ月以内の空港正常化は不可能」と訴え、人員補充を進める経営陣に対して強気の姿勢を見せている。解雇された労組員の職務には専門的な知識と熟練、経験が必要なため、その場しのぎの対応では現状の長期化は必至という。同空港第2ターミナルでは2日も国際・国内線計67便が欠航し、日本行きを含めた遅延も相次いだ。