ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2011.10.3|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
「月面歩行」で早期発見
「月面歩行」と名付けられたユニークな医療キャンペーンが12日にセブ市で開かれる。民間のがんセンター主催で、毎年10月の満月の夜に開いており今年で8回目。セブ女性の疾病の中では、死亡率が高いという乳がんを、毎月の検査で早期に発見するのが狙い。
今年の「月面歩行」は、セブ・ビジネス・パークで同日午後4時から始まり、参加者はピンクのリボンをつけて市内を歩いた後、ロック・コンサートなどに参加する。同センターによると、セブ市内ではこの10年間に3千人余の乳がん患者が見つかり、年々増える傾向にあるという。広報担当のパラパーさんは、増加の要因として生活スタイルの変化などを挙げた上で、「何より早期発見を」と呼び掛けている。(26日、ブレティン)