ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 324字|2011.10.3|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
太陽光発電導入を
ミンダナオ地方の電力不足を解消するため、太陽光発電の導入の動きが急である。配電第3位のカガヤン・エレクトリック・パワー・エンド・ライト社のスマオイ上級部長は、このほど東ミサミス州の州都カガヤン・デ・オロ市で記者会見し、1年以内にも太陽光電池(PV)を利用したシステム稼働が可能との見通しを明らかにした。
同部長は、この中で「ミンダナオ地方の電力需要は日増しに増加の一途をたどっている」とした上で、ここ数年内に需要増に対応した配電を実現するには、太陽光発電が最適との見方を示した。同地方では、現行電力需要の約半分を水力発電に依存している。一方で太陽光発電プロジェクトも現在ダバオ市をはじめ各地で計画されているという。(27日、ビジネスワールド)