ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2011.10.3|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
マニラ麻の生産増を
東ビサヤ地方の1〜8月期のマニラ麻生産高は1千5万キロで、前年同期比15・5%増加した。繊維産業開発庁(FIDA)地方事務所のエスぺーナ所長によると、南レイテ州でモザイク・ウイルス病などがまん延し生産減となったにもかかわらず、同地方全体では生産増を達成したのは、「天候に恵まれたため」としている。
しかし、モザイク病については、レイテ、北サマール両州内各地の地名を挙げ、「新たなまん延の兆候がある」と警戒を強める姿勢もみせた。通年の増産を確実にするには「早期に病名を特定し、対策を講じる必要」を強調した。
同地方のマニラ麻生産高はレイテ州を先頭に、北サマール、東サマール両州がこれに続く。(27日、ビジネスワールド)