野鳥の楽園
[ 1383字|社会 (society) ] 有料マニラ湾コースタルロード沿いは野鳥の楽園だが、埋立計画めぐり賛否の論議高まる
首都圏南部のマニラ湾沿いを走る湾岸高速道コースタルロードの海岸沿いにマングローブが群生している一帯がある。沖合に広がる二つの小島と湾岸を隔てる運河のような海には白色のサギやシギなどの野鳥が無数に飛び交っている。ここは環境天然資源省が指定した自然保護区「ラスピニャス︱パラニャーケ危機生物生息地エコツーリズム地域」(79ヘクタール)だ。この野鳥の楽園で大規模な埋立計画をめぐる論議が高まっている。