アキノ政変記念式典
[ 784字|社会 (society) ] 有料ラモス元大統領、「歴史は再団結を求めるかもしれない」と新たな政変の必要性示唆
アキノ政変(エドサ革命、一九八六年二月)記念週間初日の二十二日、ラモス元大統領は首都圏タギッグ市の英雄墓地で開かれた献花式典で演説し、マルコス独裁政権打倒から二十二年を経た比の現状を「利己的な指導者ら、腐敗した政府内派閥という新たな圧政が存在する」と指摘した。その上で、「エドサの精神は不正、どん欲、汚職に立ち向かうよう求めている。歴史はわれわれに再団結を求めるかもしれない」と新たな「政変」の必要性を示唆した。