臓器売買調査
[ 1318字|社会 (society) ] 有料比大哲学部、臓器提供者197人への調査経過を発表。日本人への提供は12件
フィリピン大(UP)哲学部は二十一日、ケソン市の同大ディリマン校で、学生・教員対象のシンポジウム「医療観光と臓器」を開き、岡山大大学院医歯薬学総合研究科の粟屋剛教授と二〇〇七年五月から共同で始めた臓器売買調査の途中経過を発表した。調査を終えた臓器提供者(ドナー)百九十七人のうち、日本人患者に提供したのは全体の約六パーセントに当たる十二人。臓器提供を受けた外国人患者としては中国に次いで多かった。