「日刊まにら新聞」ウェブ

　首都圏タギッグ市にある出入国管理局収容施設の腐敗した実態を「告発」し、待遇改善と収容外国人の支援を目指すウェブサイトの作成が、比国内外の外国人有志らで進められている。同施設には違法滞在などの容疑で拘束された外国人が収容されるが、大半はいつ出所できるか不明のまま数年間の収容状態が続く。そのような入管行政のずさんさに不満を持った元収容者らは、今回のウェブサイトに収容者たちの「生の声」を反映させ、施設の実態を広く社会に知ってもらうと同時に、外圧により入管の待遇を改善させようと意気込んでいる。