PAL、再建へ「離陸」
[ 927字|経済 (economy) ] 有料増資分2億ドル調達 合理化で労使問題再燃も
二億ドルの増資を柱にしたフィリピン航空(PAL)の経営再建計画で、PALの資産を管理しているフィリピン証券取引委員会(SEC)のヤサイ委員長は四日、二億ドルが全額確保されたことを明らかにした。再建計画の実施の大前提になっていた増資分が調達されたことで、計画は昨年十二月上旬の策定以来、六カ月ぶりに履行される運びになった。SECは近く再建計画の履行を指導、監督する内部委員会を発足させる予定。