PAL 廃業以来、最大の岐路
[ 1064字|社会 (society) ] 有料増資分の2億ドル あす調達期限
二億ドルの増資を柱にしたフィリピン航空(PAL)の経営再建計画で、PAL側が確保するよう義務付けられている増資分の調達期限が四日に迫っている。資金が調達できない場合、主要債権者は担保の航空機を差し押さえる方針で、再建案自体が計画倒れになる可能性もある。巨額の赤字を現在も出し続けているPALは昨年九月の一時廃業以来、最大の岐路を迎えている。
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二億ドルの増資を柱にしたフィリピン航空(PAL)の経営再建計画で、PAL側が確保するよう義務付けられている増資分の調達期限が四日に迫っている。資金が調達できない場合、主要債権者は担保の航空機を差し押さえる方針で、再建案自体が計画倒れになる可能性もある。巨額の赤字を現在も出し続けているPALは昨年九月の一時廃業以来、最大の岐路を迎えている。