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[ 282字|1999.6.5|社会 (society)|econoTREND ]
□豪州へのマンゴー輸出、一部解禁へ
フィリピン産マンゴーのオーストラリアへの輸出が2000年2月までに一部解禁される見込み。オーストラリア政府が、ビサヤ地方のギマラス島における虫害管理が同国の基準を満たしていると判断、同島産マンゴーに限り比からの輸入を許可する方針を決めたため。比政府は、輸出直前に行う薫蒸の際に同島産以外のマンゴーとの混同を避けるシステムなどを構築して対応する。マンゴーは、比ではバナナ、パイナップルに次ぐ輸出用果物。今年第1四半期(1—3月期)の生産量は、ラニーニャ現象による多雨の影響で前年同期比20%減の19万2,190トンにとどまっている。 (3日・ビジネスワールド)