24年国際収支黒字予測 23億ドルに引き上げ
[ 389字|2024.9.24|経済 (economy)|econoTREND ]
中央銀行は声明を発表し、2024年通年の国際収支の黒字幅予想について、従来の国内総生産(GDP)の0.3%に相当する16億ドルから同0.5%に相当する23億ドルに引き上げたことを明らかにした。外国投資の拡大や外国人観光客からの観光収入の増大、送金額の拡大傾向などが理由。25年についても今年6月期の予想だった15億ドルの黒字幅を17億ドルに引き上げた。中銀によると、今年1~6月期の国際収支黒字幅は14億ドルと前年同期の23億ドルから39.1%縮小している。一方、貿易収支やサービス収支、所得収支などからなる経常収支の24年赤字幅は68億ドルに拡大するとし、従来予測の47億ドルから下方修正した。また、24年通年の総外貨準備高についても従来予測の1040億ドルから1060億ドルに引き上げた。25年についても1050億ドルから1070億ドルに引き上げている。(23日・スター)