政府基幹通信網事業 第1期区間操業開始
[ 366字|2024.4.22|経済 (economy)|econoTREND ]
マルコス大統領は19日、光ファイバー基幹通信網整備事業(NFB)第1期の操業開始式典に参加し、北イロコス州から首都圏ケソン市までを結ぶ最初の政府基幹通信網の完成を「デジタル化促進が現政権の公約だった」として歓迎した。NFB第1期は北イロコス州ラワグ市からケソン市ロセス地区までの1245キロを結ぶ光ファイバー通信網で北・中部ルソンの14州にある政府機関や地方自治体、2カ所の政府系データセンターや基地転用開発庁傘下の四つのエコゾーンなどの通信施設を網羅する。また、3千カ所の無料Wi-Fiサービス拠点の設置やGovNetへの接続を可能にし、毎年1億4500万ペソの通信費削減につながるとしている。2026年までにさらに第6期まで事業を拡張させ、国内のインターネット普及率を現行の33%から65%に引き上げる計画。(21日・スター)