マニラウォーターが水道供給企業を買収
[ 345字|2024.4.22|経済 (economy)|econoTREND ]
実業家エンリケ・ラソン氏が経営し、首都圏東部やリサール州に水道を供給するマニラウォーターは、ラグナ州中部のロスバニョス、バイ、カラワン、ビクトリア、ナグカルラン各町などに水道サービスを提供するユーティリティー会社を運営するエクイパシフィック・ホールド(EHI)の発行済み株式の70%を買収することで合意した。マニラウォーターの子会社であるマニラウォーター・フィリピン・ベンチャーズ(MWPV)を通じて総額11億5000万ペソでEHIを買収する。MWPVはマニラウォーターの傘下にある20企業を束ねており、水道供給や環境サービス事業に従事している。EHIの買収を通じてラグナ州への進出を強化するほか、比国内各地の水道や環境関連事業へのさらなる拡張も目指している。(19日・インクワイアラ―)