フィリピン港湾庁(PPA)のジェイ・サンチャゴ長官によると、2025年にフィリッピンに寄港し、国内観光をするクルーズ船の旅客総数が24年比30%増の18万5000人に拡大する見通し。今年中にミンダナオ地方北部のサーフィンのメッカであるシャルガオ島で6.2億ペソを投入したクルーズ船専用港が運用開始になるなど各地で港湾インフラの整備も進んでいる。同庁は東ミンドロ州プエルトガレラ町でも同様な専用港を7億605万ペソを投入して建設する計画。クルーズ船旅客数は2018年に過去最高となる45万1063人を記録したが、コロナ禍以降は低迷が続き、24年に前年比62%増の14万2574人まで回復したばかり。同庁によると、ボホール州に最近、マルタ船籍のクルーズ船MSユーロパ2(旅客数453人)が寄港するなど各地で新規クルーズ船の入港が相次いだという。(3日・スター)
クルーズ船旅客数25年は18.5万人に
2025/2/4
経済
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