7~9月籾米生産量が503万トン 前期比0.4%増加
[ 320字|2023.11.16|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン統計庁によると、7~9月期の国内の籾米生産量が503万トンとなり、前期4~6月期比で0.4%増加した。従来予測の379万トンを32.8%上回る好調な生産量だった。昨年7~9月期に記録した490万トンよりも1%増えた(季節調整済み)。農務省は今年通年の籾米生産量が2000万トンと22年の1970万トンから1.5%増加する見通しと発表、21年に記録した過去最高の1996万トンを超えるとしていた。しかし、籾米の農場渡し価格が1キロ当たり平均20.24ペソと前期比7.9%上昇しており、国内の農業関係団体SINAGは精米の小売価格上昇を防ぐため、政府による小売価格の上限設定を再度実施するよう提案している。(14日・マニラタイムズ)