サンミゲル連結純益が2.5倍に 1〜9月に312億ペソ
[ 346字|2023.11.16|経済 (economy)|econoTREND ]
国内複合企業大手サンミゲル・コーポレーションは13日、1〜9月期の決算報告を行い、連結純益が312億ペソと前年同期の129億ペソから141%増加したと明らかにした。連結営業利益も1102億ペソと同29%拡大した。傘下の石油元売り最大手ペトロンやビール子会社のサンミゲルブリュアリー、セメント子会社のイーグルセメントなどの収益が好調だったため。しかし、サンミゲルフード&ビバレッジやサンミゲル・グローバルパワー、およびペトロンの売上が前年同期比減少したため、連結総収入は1兆1000億ペソと前年並みにとどまった。ペトロンは1〜9月期の連結純益が95億ペソと前年同期比16%増加したが、ウクライナ紛争による原油高騰が落ち着いたため総収入は5873億ペソと7%減少した。(14日・マニラタイムズ)