金利引き上げ予想でTB発行が上限未達
[ 339字|2023.3.15|経済 (economy)|econoTREND ]
13日に行われた財務省証券(TB)の公開入札で、来週にも政策金利が引き上げられるとの予想から応札レートが上昇し、91日物と182日物の発行額がいずれも上限に達しなかった。91日物の平均レートは4.664%、182日物は5.437%だった。一方、364日物は発行上限の50億ペソが発行され、レートは5.717%だった。3銘柄の合計発行上限150億ペソに対し1.4倍の216億ペソの応札があったが、128億ペソの発行にとどまった。先週の発行額も97億ペソと発行上限を大きく下回った。2月のインフレ率が8.6%とほぼ横ばいだったことから、経済アナリストらは22日に予定されている金融政策決定会合での政策金利引き上げ幅が0.25%にとどまると予想している。(14日・インクワイアラ―)