酪農で検査体制、生産性の向上を 3年ぶり現場に戻る海外協力隊員
[ 1961字|社会 (society) ] 無料海外協力隊としてドゥマゲテ市の酪農業界へ再挑戦する工藤祥平さんに聞く
国際協力機構(JICA)のJICA海外協力隊によるボランティア事業が再び活発化する動きをみせている。フィリピンではコロナ禍で2年間、派遣停止を余儀なくされていたが、JICAフィリピン事務所の福井正和企画調査員によると、2022年度春募集ではフィリピンからの要請(案件)7件中6件の派遣が決定し、今年6月に2人、12月~来年1月にかけて4人が派遣される予定だという。さらに現在、2022年度の秋募集として17件、5月から始まる2023年度春募集では30件の要請があがっており、海外協力隊の活躍の場も増えそうだ。今回、コロナ禍で一時帰国を強いられ、3年ぶりに比に戻ってきた海外協力隊の工藤祥平さん(30)に意気込みを聞いた。(聞き手は沼田康平)