セブパシの資金は18カ月分 2年間で470億ペソ損失
[ 309字|2022.4.7|経済 (economy)|econoTREND ]
格安航空大手セブパシフィックを運営するセブエアーは、2021年12月末時点の現金及び現金同等物の残高が181億4000万ペソあり、22年1月から18カ月間にわたり運営に支障なしとの見通しを示した。
格安航空大手セブパシフィックを運営するセブエアーは、2021年12月末時点の現金及び現金同等物の残高が181億4000万ペソあり、22年1月から18カ月間にわたり運営に支障なしとの見通しを示した。同社は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う移動規制で国際線・国内線の運行便数を大幅に削減せざるを得なくなり、20年に222億ペソ、21年に249億ペソの損失を計上していた。しかし、4月からはコロナ前レベルまで国内線の運航数を引き上げるほか、従業員数も21年の3046人から3678人に増やす計画。また、27年までに新たに53機の航空機の納入やリース機を受け入れる予定で赤字経営からの脱却を目指す。(6日・ビジネスワールド)