econoTREND
[ 315字|2001.4.27|社会 (society)|econoTREND ]
□ADB、日系企業の地下ケーブル敷設事業を承認
アジア開発銀行(ADB)はこのほど、レイテ島タバガオとセブ島タリサイ間の送電システム補強のため、日本の住友電工がターンキー契約(完成品引き渡し)で請け負う海底ケーブル敷設事業(総額4,500万ドル)を承認した。電力公社がADBの融資で進めている総額2億ドルに達する電力電送網補強事業(PTRP)の一環。同公社の送電網は、ネグロス島─パナイ島間(1990)、ネグロス島─セブ島間(1993年)さらにレイテ島─ルソン島間(1998年)ですでに完成。レイテ島─セブ島間は1997年に着工してすでに電力受給が始まっているが、今回の補強事業で、レイテ島トゴナンにある地熱発電所からさらに200メガワットの追加電力がセブに送られることになる。