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12月11日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 315字|2006.12.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

補償額わずか8千ペソ

 八月のギマラス州沖での重油流出事故から四カ月。国際油濁汚染補償基金(本部ロンドン)がこのほど、被害を受けた漁業従事者への所得補償金額が示した。その額は普通の漁民で八千二百二十二ペソ、貝拾いが三千五百八十ペソ、手漕ぎボートを持つ漁民で一万三千八百五十ペソ。仕掛け網漁民が一万二千百四十一ペソ。最高がエンジン付きの漁船所有者で二万三千四百八十三ペソだから、漁民の低収入がわかる数字だ。

 被害が最もひどかったヌエバエシアのゴンサガ市長は感想を聞かれて、「まあ、そんなものでしょう」。ある漁民は土地の言葉で、「要求が多いと、もらうのに時間がかかるし、もらえないかも知れない」と、提示額で我慢する理由を話した。(4日・インクワイアラー)

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