ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2006.12.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
まじないが成功?
台風襲来を理由に、セブ都市圏でのASEAN首脳会議は延期になったが、その前兆になる事件があった。やっと完工したセブ国際会議センター(CICC)には厳しい警戒態勢が敷かれていたはずだが、数人のグループが五日、同センターの門に近付き、黒と白のニワトリ二羽を殺して、その血をまき散らした。
反政府団体の「零細漁業者連合(PAMANA)」を名乗る人たちで、代表者は「血のまじない」の理由について、外国の首脳に化けた悪霊の災いから同センターを守るためだと説明した。ついでに構内の写真を撮影し、首脳会談中の抗議行動に役立てるつもりだったという。
警察の検問所を通る際は、横断幕やプラカードは隠しておいて通過したそうだ。(7日・ブレティンなど)