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　ミンダナオにヤシ油の主力商品であるパームオイルの生産拠点をつくろう︱︱。野心的な計画がＭＩＬＦのかつての大軍事拠点の再利用事業として浮上した。

　経済開発評議会（ＭＥＤＣＯ）のドゥレサ会長がこのほど明らかにしたところによると、政府はＭＩＬＦの最大拠点だったアブバカール基地内の敷地約一万ヘクタールを再開発しパームヤシ園にする事業を発足させた。政府とＭＩＬＦの和平交渉が完了する前にも着手する意気込みだという。

　この計画は東ＡＳＥＡＮ成長地域（ＥＡＧＡ）の協力事業の一つとして位置付けられ、パームオイルでは先進国のマレーシアが種子を提供、日本の融資協力が期待されている。（４月26日・ブリティン）