平穏なメーデー
[ 1219字|社会 (society) ] 有料現政権への激しい非難の声が出たが、衝突は最小限に留まり平穏なメーデー
メーデーの一日、左派系団体やエストラダ前大統領支持派などがマラカニアン宮殿付近などで大幅賃上げやアロヨ政権交代要求を掲げて集会を開いた。現政権に追放された形の前大統領の支持者と左派系団体は「反政権」で一致し共闘に踏み切った。また、前日に飛び出たアバット元国防長官の「アロヨ大統領追放」「革命的暫定政府樹立」発言で不穏な雰囲気も漂ったが、警官隊とデモ隊の衝突は小競り合いにとどまった。