ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 323字|2005.5.2|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
町の顔役ご用
セブ島南部サンボアン町で顔役だった元海軍軍人、ヘロンシオ・フェロリノ(47)が二十三日、銃砲不法所持、違法薬物所持の疑いで国家警察に拘束された。
セブ州警察特別作戦チームは同朝、タンポ・バランガイ(最小行政区)にあるフェロリオの自宅を急襲、銃器五丁、覚せい剤などを押収した。
フェロリノはかねてから自宅を覚せい剤吸引所にしているとうわさされ、ハバルハバル(乗合バイク)運転手のたまり場になっていた。近所の人は、フェロリノが時々、銃をぶっ放すのに困っていた。
フェロリノは海軍時代の一九九一年、オーストラリアでの国際射撃大会で比代表選手になったことがある。五、六年前に殺人、過失致死容疑で起訴されたが、釈放されていた。(4月25日・スター)