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　西ミサミス州の関係自治体はこのほど、赤潮による中毒を警戒して特定海域で実施していた漁獲禁止と同海域で捕獲された魚介類の販売禁止の両規制を解除した。　

　水質検査を実施していた漁業水産資源局（ＢＦＡＲ）が「毒性なし」として、同州のオカンポ知事に規制を解除するよう伝えたため。知事は「地元産の魚介類を楽しんでいる」と安全宣言した。

　赤潮と魚の大量死は三月十一日ごろから確認されていたが、酸素不足が原因との調査結果を発表し、「赤潮で死んだ魚を食べたのにもかかわらず、体調を崩さなかった人たちもいる」と安全性を強調した。

　同州で漁業や魚介類の販売に携わっているのは全人口の約三分の一を占める。 （20日・インクワイアラー）