ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 301字|2004.3.22|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
19歳に死刑判決
サンボアンガ地裁はこのほど、殺人罪で起訴されていた十九歳の男性に死刑判決を下した。
判決文によると、この男性は二〇〇二年十二月、サンボアンガ市内の住み込み先のコメ卸商家族四人と使用人三人の合計七人を刃物で切り付け殺害した。この男性は東ネグロス州出身で、犯行当時、住み込んで五カ月だった。
この男性は死刑判決のほかに、終身刑六回を宣告された。現在、市内の矯正センターに収容されているが、近く農場刑務所などに移送される見通し。
フィリピンでは十八歳以下の未成年の犯罪の大半は、シンナー吸引や麻薬密売などの薬物がらみ。成人受刑者と同じ刑務所に収監され、悪影響を受ける場合が多い。(21日・ブリティン)