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　ミンダナオ地方南部北ダバオ州では農務省の「ゴールデン収穫」（ＧＭＡ）計画が食糧庁によって活発に実施され、農民の多くは安い肥料の提供を受け、米栽培に積極的に取り組んでいる。アロヨ大統領のイニシアルをもじった同計画では農民に対し、肥料が格安価格で販売されている。ルソン地方中部ブラカン州などではバイワン・テークワンで販売している。

　食糧庁の北ダバオ事務所によると、ＧＭＡ肥料配布計画は地方での米生産を増やし、かつ生産費の軽減を図ろうというもの。同計画で、同州ではすでに約五千四百袋の肥料が格安価格で農民に配布されている。「これは米自給率を高めようとする政府の米生産奨励策の一環」と同事務所は言う。（14日・ブリティン）