国際停戦監視団
[ 898字|政治 (politics) ] 有料国際停戦監視団のマレーシア部隊28人が撤退。活動拠点3カ所は事実上閉鎖
フィリピン政府とイスラム急進派、モロ・イスラム解放戦線(MILF)との停戦状況を監視する国際停戦監視団(IMT、本部コタバト市)のマレーシア要員の撤退が十日、始まった。同国派遣四十一人のうち二十八人が撤退し、IMT活動拠点五カ所中三カ所が事実上閉鎖された。残る十三人は八月末に撤退する方針。IMT要員の約七割を占める同国要員の撤退で、IMTの機能低下は避けられない状況で、紛争再発が懸念される。