ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2008.5.12|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
五日午後、セブ州カルカル市の拘置所を保釈された強盗容疑者、レコリー・イゴイ(22)を乗せた多目的車が国道を走行中、後ろから来たオートバイ後部座席の男が銃を乱射、イゴイといとこ(22)が即死、イゴイの妻とその妹も負傷した。
セブ州警察本部によると、イゴイ容疑者は四月二十八日、同市内の銀行を襲ったが、警察官と銃撃戦の末、逮捕された。共犯は死亡。その後、十万ペソの保釈金を積んで釈放された直後だった。
同容疑者はセブ市などで二件の強盗を働いた「クラトン・バレレン団」の一味で、警察側の証人になって、仲間について情報を提供する約束になっていた。セブ州では保釈直後に殺害された強盗容疑者は昨年以来、これで三人目という。(8日・サンスター)