台風ヨランダ(30号)
[ 1180字|気象 災害 (nature)|ビサヤ地方台風災害 ] 無料国連事務次長、救援活動の遅れに心痛表す。外国の輸送支援で迅速化を期待
台風ヨランダ(30号)により壊滅的な被害を受けたビサヤ地方レイテ州タクロバン市を視察したヴァレリー・エイモス国連事務次長(人道問題担当)は14日、首都圏マカティ市内で記者会見を開いた。救援活動が遅れ、被災後6日がたった現在も一部の被災地に物資が届いていないことに対し「政府、自治体と同様に心痛ともどかしさを感じている。今後48時間以内に状況が改善されることを願う」と述べた。輸送ラインの確保が大きな課題としつつも、幹線道の通行再開や外国政府による輸送機の支援などで、今後、救援活動が飛躍的に迅速化するだろうと期待を示した。