台風ヨランダ(30号)
被害家屋数が前日発表から5万5千戸増え、計24万戸を突破。死者は計2357人に
14日午後6時現在の国家災害対策本部発表によると、台風ヨランダ(30号)の死者数は計2357人となり、前日発表から13人増えた。行方不明、負傷者数はそれぞれ77人、3853人。全半壊した家屋数は前日から5万5千戸増え、計24万戸を超えた。
死者数の州別内訳は、レイテが前日と同数の1785人。サマールの200人、東サマールの172人、北サマール、南レイテ両州の「報告なし」も変わらなかった。
増えたのは、カピス(6人増の50人)、セブ(3人増の71人)、アンティケ(3人増の10人)、アクラン(1人増の11人)の4州。
被災者総数は、187万世帯、867万人で、前日から14万世帯、66万人増えた。
全半壊した家屋数は24万3千戸となり、前日の18万8千戸から大幅に増えた。これは、東サマール(2万5千戸)など3州の被害報告が新たに加わり、セブ(前日比2万3千戸増の6万1千戸)など4州の被害戸数が増えたため。
一方で、レイテ、南レイテ両州の被害戸数は前日と同じ382、1032のまま。サマール、北サマール両州の被害数は、被災7日目の14日現在も本部発表から外れたままだ。