容疑者殺害
[ 976字|社会 (society) ] 有料警官の容疑者殺害、「逮捕しても逃げられる」との司法制度への不満が一要因に
警官による容疑者射殺事件が相次ぐ中、ロハス内務自治長官は18日、警官の多くが「逮捕しても脱走される」など、司法制度の現状に不満や失望感を抱いていることを指摘した上で、この感情が容疑者射殺の一要因になっている見方を示した。国家警察を統括する内務自治省のトップとして、警官の心情を代弁した格好。容疑者殺害を容認する発言との批判が出そうだが、この点については「不満は、決して(容疑者殺害の)弁解にはならない。ただ、警官に不満を抱かせるような現実があるのは確かだ」と説明した。