拉致事件
[ 1115字|社会 (society) ] 有料拉致被害に遭った女性、「犯人は検問を難なく通過」と比の警備の甘さ指摘
ミンダナオ地方ダバオ市で6日ぶりに救出された拉致被害女性(51)が12日、首都圏ケソン市の国家警察本部で記者会見し、「警察車両による追跡がなく、怒りを覚えた。犯人の車は検問を難なく通過できた」と語った。移動中に乗船した際も、登録証などの書類確認がなくても車を搬入できたという。治安問題が国際機関や各国から指摘される中、今回の事件はフィリピン治安当局の警備体制の甘さを露呈させた。